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転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職マーケットトピックス > 2012年 採用動向予測 > 企画・事務職(2012年1月:2012年 採用動向予測)
2012年1月5日更新
●震災の影響は限定的。IT・ネット業界が管理部門を強化。総合職採用も
3月は震災の影響により、一時採用活動がストップ。ダメージが大きかった製造業を中心に、一部の企業では求人を白紙に戻しましたが、多くの企業では4月中旬から採用活動が再開されました。特に、IT・ネット業界、医療業界などでは、事業拡大に伴い組織固めを図る企業が多く、積極的な増員採用を行う企業が目立ちました。
また、さまざまな業種の大手企業で、総合職採用も活発化しました。
●上期、海外事業の強化に伴うニーズが拡大するも、下期は縮小へ
2011年上半期、メーカーや流通企業では、海外事業の強化を背景とするニーズが高まりました。
人事職においては、英語力と人事職経験があれば、海外人事の経験がなくても応募可能な求人も見られました。しかし、円高に加え、ユーロ不安、タイ洪水、アメリカの景気低迷などのマイナス要因が重なり、下期は採用意欲が低下しました。
●公認会計士を対象とした求人が増加
2011年は、多数の公認会計士が転職市場に出てきました。有資格者の囲い込みを狙った企業が積極的に募集。よく似たキャリアを持つ人材がひしめく激しい競争の中、採用を勝ち取ったのは、「なぜ、その企業に入りたいのか。その企業でどのように働きたいのか」という明確な意思を持った人でした。
●マーケティング、企画の求人が復活
リーマンショック以降、冷え込んでいたマーケティング、企画系の求人が少しずつ勢いを取り戻してきました。背景にあるのは、スマートフォンの急速な普及。新しいWebツールの登場により、業績アップに利用しようとする動きが活発化しています。
また、ネット企業にはアジアに向けてコンテンツサービスの展開を図る企業も見られ、語学力がある人にもチャンスが広がりました。
●IT・ネット業界などで積極採用が続く見込み
経理・人事・法務・マーケティング・企画とも、IT・ネット業界では引き続き積極採用が行われる見込みです。また、業績を伸ばしている小売、サービス業なども管理部門の強化を図るでしょう。
業種問わず、欠員補充を目的とした求人もコンスタントに出てきます。
いずれにしても競争率は高くなるため、応募書類のブラッシュアップ、面接対策を早めに進めておき、チャンスが訪れたらすぐに行動に移せるようにしておくことをおすすめします。
●語学力を持つ人材のニーズがさらに高まる
グローバリゼーションの流れの中で、2011年前半は海外関連業務を担う人材のニーズが高まりました。
海外情勢が不安定なことから、年の終盤は採用を控える動きが見られましたが、それでも、中長期的に見れば、海外関連業務は増えていきます。英語力を磨いておくことで、今後のキャリアの選択肢が広がるでしょう。
経理職については、IFRSへの対応もあり、英語力を求める求人はこれまで以上に増えていくでしょう。
●マーケティング、企画職の採用は堅調に推移
マーケティング、企画職の採用においては、2011年の流れがそのまま継続すると見込まれます。
Web関連のマーケティング経験者のニーズはいっそう高まるでしょう。
経理職の場合、決算に向けての体制強化を目的とした求人が動きます。年度末までに採用を完了するため、1~3月は選考スピードが加速すると予想されますので、タイミングを逃さずチャンスをつかんでください。
冬のボーナス支給後に退職した人の欠員補充求人が、1月中旬に出てくることがあります。通年採用を行っていない企業・職種・ポジションの求人が見つかる可能性もありますので、見逃さないように継続して情報収集をしてください。
12月決算の外資系企業では、新年度の採用計画が固まり、1月から求人が出てきます。中には12月からすでに動き始めている企業も。外資系企業への転職を希望している方、視野に入れている方は、新規求人の動向に注目してください。
今年は新卒採用の立ち上がりが例年よりも遅れており、4~5月頃に新卒採用活動がピークを迎える企業も多いと予想されます。その頃、中途採用の動きは鈍くなりますので、転職を考えている方は3月までの内定獲得を目標に活動スケジュールを立てることをおすすめします。
キャリアアドバイザーより
多くの企業は採用に慎重になっており、そのために思ったより選考に時間がかかるケースもあります。転職時期の目標を定めている場合、余裕を持って臨めるよう、なるべく早めに活動を開始してください。
今、採用を行っている企業も、景気の動向次第では採用計画を見直す可能性があります。今あるチャンスを逃さないように、スピーディな決断、行動をおすすめします。
※この記事は、2012年1月5日時点の情報です。時期によって状況が大きく変わっている可能性がありますので、ご了承ください。
キャリアアドバイザーにご相談いただければ、 最新傾向をお伝えします。
管理部門採用に震災のダメージは残っておらず、求人は堅調。製造業の復活に伴い、今後も新たな求人が動く可能性があります。4月は求人が少ないと思われがちですが、実際には求人の数は減りません。情報収集を続けることをおすすめします。
今年は震災の影響で新卒採用活動が後ろ倒しとなりました。そのため、管理部門の中途採用も例年より立ち上がりが遅れましたが、9~10月から本腰を入れる企業が見られます…
震災直後はさまざまな企業で求人が止まりましたが、4月中頃から多くの企業が採用活動を再開。大手企業も含め、新たな求人も出てきました。事務系スペシャリストは、欠員補充求人が発生しやすいので、チャンスが訪れたときにすぐ動けるよう、早めに準備しておいてください。
4月から、リーダーやマネージャーになられる方も多いのではないでしょうか。企画・事務系の職種のリーダーには、他職種よりもさまざまな要素が求められるようです。
求人件数の増加は期待できませんが、企業の海外展開はさらに進んでいくため、英語力がある人にとっては有利な環境となるでしょう。大手メーカーからはIFRSを見すえての求人が出てくる可能性も。
10月から転職活動を始めると、1~2月の入社となる可能性が大。年度末~年度初めの繁忙期に入る前に、1~2ヵ月かけて業務や職場に慣れることができ、気持ちにゆとりができるでしょう。