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企業インタビュー 次世代リーダーへのメッセージ

2011年10月21日掲載

シーメンス・ジャパン株式会社

トータルソリューションで、医療と健康に貢献する

常務執行役員 ヘルスケアセクター イメージング&セラピー事業本部長 
森秀顕氏

1991年入社。入社当時の職種はエンジニア。MRIの製造開発に関わり、後に生産管理やマーケティング部門マネージャー、営業本部長を経て、2010年より画像診断装置や治療装置を扱う事業本部で200人のチームを率いている。

常務執行役員 ヘルスケアセクター イメージング&セラピー事業本部長 森秀顕氏

ITを含めたトータルソリューションで医療・研究機関のニーズに応える

ITを含めたトータルソリューションで医療・研究機関のニーズに応える
リクルートエージェント(以下RA):
企業が新しいスタートを迎え、ヘルスケアセクターにも変化や新しいムーブメントはありますか?
シーメンス・ジャパン株式会社 森(以下 森):
医療分野に生まれている幅広いニーズに呼応して、ヘルスケアセクターのビジネスも変化しています。具体的に言うと画像診断装置中心から統合したソリューションの提供へという変革です。わかりやすい例では、画像診断の精度が向上して患者一人当たりのデータ量も膨大になっているため、データ管理のシステムが必要になってきました。医療現場にもクラウドなどIT化のニーズが高まっているのです。また近年は院長や事務長など経営に関与する人が機器導入の決裁をするケースが増え、経営にいかに貢献できるかも重要なファクターになっています。操作の互換性や情報伝達のシームレス化を高めて効率化を推進するためにも、統合したソリューションが求められています。
RA:
ビジネスモデルが変化していく先に、どんな将来像を描いていますか?
森:
シーメンスは「イノベーションを核として、テクノロジーで業界をリードする」ことを最大の目標としています。これはおそらく10年後も変わらない企業の指針でしょう。ヘルスケアセクターも、取り扱う個々の製品にコンペティターはありますが、統合したソリューションの提供という点では既に業界をけん引していると自負しています。10年後に向けては、今後も業界をリードし続けていくと同時に、診断・治療・予防医学へとビジネスのフィールドを広げていきたいと考えています。そして市場占有の1位というだけではなく、その前提にある「顧客満足度No.1」を目指します。

健康への貢献がモチベーションに繋がる

健康への貢献がモチベーションに繋がる
RA:
その目標を達成するためにどんな人材や能力が必要ですか?
森:
私は2年前から営業組織の改革を進めてきました。限られたヘッドカウントでいかに効率の良い営業をするかが眼目で、動きが遅いために逃す商機をホワイトスポットと呼び、これをいかに減らすか、そして、つかんだ商談の中でヒッティングレート(勝率)をいかに上げるかに取り組みました。やったことは至極当たり前のことです。営業個々のやっている仕事を「見える化」し、マネジメント層はそれをしっかり管理。かつチームでサポートする体制を作ったのです。結果として2年間で年間受注額が約2倍になりました。数字はもちろんですが最も嬉しい成果は、営業に助け合うカルチャーができたこと。このチームワークが一つのポイントだと捉えています。 統合したソリューションの提供を目指しビジネスのポートフォリオが増えている当社では、全製品の詳細まで把握することが難しくなっています。そのため営業は製品ごとに専門知識を持つPSE(営業技術員)と連動するのですが、ビジネスの効率とホワイトスポット削減、ヒッティングレート向上の観点からタイミングの良い連携が重要です。そのため、チーム内外と上手にコミュニケーションを取る能力が求められます。また変革期にあるため変化を享受しながらチャレンジする精神も必要です。さらに言えば外資系では論理的思考が不可欠になります。さらに根本的なポイントとして「医療を通じて患者さんに貢献する」気持ち。そのことがモチベーションに繋がる人は当社に適した人材だと思います。

インタビューを終えて

売り上げの5%を開発費に充てているというシーメンス。「テクノロジーで業界をリードする」という言葉にも説得力があった。シーメンスの世界戦略はクラスターと呼ばれる7つの重要ポイントを中心に展開されているが、5つはアジア・パシフィックなどエリアであり、一つの国がクラスターになっているのは、本社のあるドイツと日本だけ。日本は最重要国として位置付けられている。また世界のCT機器の約半分がある日本は、医療分野において特に有望なマーケット。森氏が在籍するヘルスケアセクターへの期待も実に大きいが、森氏は「医療を通じて健康に貢献することが働くモチベーション」と語り、「お金儲けだけが目的ではない」と続けた。社会的使命や、やりがいを感じながら取り組める仕事の魅力が垣間見えた取材だった。

企業情報

シーメンス・ジャパン株式会社
シーメンスはドイツに本社を置き世界190の国と地域に拠点を展開し従業員40万人以上を擁するグローバル企業。日本の一般消費者には補聴器が思い浮かぶかもしれないが、実は三つの事業部が医療からビジネスそしてインフラまでの幅広いソリューションを提供している。医療・研究機関に向けて画像診断装置やシステムを開発・販売する「ヘルスケア」、産業オートメーションや照明システムのサプライヤーである「インダストリー」、低エミッション発電装置などを開発しエネルギー分野でビジネスを行う「エナジー」が、その3事業部。日本における事業活動も既に120年を超えたが、組織基盤のさらなる強化に向けて、今年度、法人格の統合などが行われた。2010年8月1日にシーメンス・ジャパン株式会社と社名変更。今まさに新たなスタートを切っている。
社名 シーメンス・ジャパン株式会社
本社所在地 東京都品川区東五反田
設立 1979年4月6日
資本金 20億8,202万円
従業員数 1,000名
事業内容 医療機器(MR、CT等の大型画像診断装置)の輸入販売、修理、保守、リース/通信関連システム/自動制御システム/産業ソリューション&サービス/発電・産業用回転機械送配電システム/交通システム/ビルテクノロジ関連システム

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