転職のリクルートエージェント > 転職成功ガイド > 転職ケーススタディ > 失敗から始まった転職活動。思い込みを払しょくし、転職を実現

転職ケーススタディ

成功・失敗事例を通じて転職活動を上手に進めるコツをご紹介いたします。

[成功]失敗から始まった転職活動。思い込みを払しょくし、転職を実現

池田さん(32歳) の転職ケース

不動産ファンド運営会社のアセットマネージャー → 不動産会社の企画職
年収 : 680万円 → 580万円

  • 安定している業界で働きたい
  • 「企画」に携わる仕事がしたい

不動産業界から抜け出したくて、手当たり次第応募。

不動産ファンド運営会社でアセットマネージャーとして働いていましたが、不況のあおりで経営状態が悪化。上司から退職を促され、やむを得ず転職活動を始めました。前職の住宅営業も含め10年近く不動産業界に携わってきましたが、景気に左右される不安定な業界であることを改めて痛感しましたね。こんな不安定な業界から離れたいと思い、異業界を目指すことにしました。求人サイトで探して、大手メーカーを中心に、異業界の営業職求人に手当たり次第に応募。けれど、すべて不採用になってしまったんです。さらに、応募したいと思える企業もなくなってしまい、切羽詰まってリクルートエージェントに相談しました。
CA(キャリアアドバイザー)さんとの面談では、「心境はわかりますが、アセットマネージャー経験者の異業界転職は難しいのが現実」とのこと。特に大手企業の求人となれば経験者も多数応募しているわけですから、僕が選考に残る余地などなかったんですね…。「やはり不動産業界で探すしかないのか」と気落ちしてしまいました。そのとき、CAさんのこんな言葉にハッとさせられたんです。「一口に不動産業界と言っても、ビジネスモデルは企業によって様々です。不動産業界の中にも安定している企業はありますし、そこで池田さんの経験を生かすこともできます」と。
僕は前職の経験だけで「不動産業界とはこういうもの」と決め付けていたんですね。努力して積み上げた経験が生かせるのなら、それに越したことはないと思い、不動産業界の中でより安定感のある企業を探すことにしました。

ポイント

偏ったイメージを捨てることで、可能性が広がる

自分の在籍していた企業のイメージが業界全体に当てはまると誤解している方は意外に多いものです。企業選びの際には自分の経験で判断するのではなく、同業他社の動向や業務内容も研究し、希望条件に合う企業を探してみてはいかがでしょうか。しっかり研究することで、在籍していた企業にはない意外な魅力を発見できるかもしれません。逆に未経験の業界であっても、思いがけず自分のスキルや志向が生かせる仕事を発見できることもあります。先入観を持たず、いろいろな分野に興味を広げてください。

業界内に目を向けてみると、本当に安定企業があった。

「不動産業界経験が生かせて、安定感のある会社」としてCAさんから紹介いただいたのは、大手電鉄子会社の不動産管理会社、大手不動産グループの不動産管理会社、優良資産を持つ不動産会社など。その中で強くひかれたのが、貸ビル業を主力とするA社の「事業企画」の求人でした。優良物件を複数所有するA社は賃料収入が安定していて、今後はコンサルティング事業などの新規ビジネスにも乗り出すとのこと。A社では、この新規事業を推進することができる企画職を募集していました。僕はもともと「企画がしたい」という思いでアセットマネージャーになったので、ぜひともチャレンジしたいと思いました。けれど、当然、ライバルは多い。選考を勝ち抜くために、職務経歴書には扱ってきた物件一つひとつについて特徴や規模、動かした金額などを細かく記し、経験の豊富さを見せようとしたんです。
ところが、CAさんに見せると「これでは不採用になります」と指摘されてしまったんです。「企業が注目しているのは単なる実績データだけでなく、その成果に至るまでに池田さんが何を考え、どのような行動をしたか、です」と。CAさんがつかんでいる情報によると、A社が求めている人材像とは、「新規事業の立ち上げの際に柔軟に、主体的に行動できる人物」とのこと。そこで、CAさんと話しながら、これまでの行動を洗い出し、「柔軟性」「行動力」を証明できるようなエピソードを探しました。

ポイント

優れた実績よりも、「日々の行動」を重視する企業は多い

職務経歴書で自分の強みをアピールしようとするとき、実績を書き並べることに終始してしまうケースが多く見られます。もちろん、実績も大切ですが、それ以上に採用企業は「日々の行動」に注目しています。そこにこそ、「その方ならではの特徴・強み」が表れているため、入社後に活躍できる人材か判断しやすいためです。職務経歴書の自己PR欄などで、仕事の中で工夫したこと、日々の行動の中で意識していたことを簡潔に記し、面接ではその具体的なエピソードを語れるようにしておきましょう。

自分の経験の中から、採用企業が求める要素を抽出

経験を振り返ると、僕がアセットマネージャーになったのは、日本で不動産ファンドビジネスがスタートして間もない時期。まだルールやノウハウが確立されていない、混沌とした状態でした。教えてくれる上司や先輩がほとんどいない中で、自分で情報収集し、関係者と折衝し、新しい試みに取り組んでいました。そして、社内での自分の役割を限定することなく、必要に応じて幅広い業務に対応してきました。CAさんからは「同じアセットマネージャーでも、ここまで柔軟に行動できる人は少ないでしょうから、面接では日々意識したこと、そこで成功したこと、失敗した際にどうしたかなど、エピソードを交えて話ができれば問題ないでしょう」とアドバイスされました。面接の結果は、「新規事業を推進していくのに柔軟な発想力と必要な行動力を備えている」と評価され、採用に至ったんです。
 年収は前職より100万円減りましたが、労働時間が大幅に減りました。以前は終電で帰れればよかったのですが、今は19時には帰宅しています。同僚と飲みに行ったり、趣味を楽しむ時間ができ、楽しい毎日です。何よりも、これまでの経験を生かして、やりがいのある仕事ができるのがうれしいですね。

担当キャリアアドバイザーより

同じ業界であっても、会社ごとにビジネスモデルは異なります。また、同じ職種であっても企業によって役割や仕事内容は全く異なるのです。「この業界はこう」「この職種はこう」という先入観は捨て、会社ごとの特徴に目を向けてみてください。そうすることによって、自分の経験や志向に合う一社に出会えるのです。
また、選考に臨むときには、「採用背景」に注目し、採用企業が求める人材像を想像したうえで、面接対策をすることが大切です。池田さんの場合、採用企業の採用背景が新規事業立ち上げであることが分かっていましたので、新規事業立ち上げ時に必要になる発想力と行動力を全面にアピール。アピールポイントが採用企業の求める人物像とマッチしたことにより、転職が実現しました。

転職支援サービスに申し込む【無料】

関連する転職ケーススタディを見る

成功事例

自分の技術が通用する、予想外の企業がありました

本間さん 30歳  自動車部品メーカーの設計 → 大手プラント機器メーカーの設計
年収 500万円 → 560万円

失敗事例

知人の紹介で転職。入社後に落とし穴が…

倉田さん 35歳  不動産ファンド運営会社のプロパティマネージャー → 不動産ファンド運営会社のアセットマネジャー
年収 780万円 → 650万円

失敗事例

憧れだけを先行させ、大失敗の転職を経験しました

平野さん 36歳  金融系システムインテグレーターの営業 → 大手コンサルティングファームのITコンサルティング
年収 700万円 → 900万円

数多くの成功も失敗も見てきたキャリアアドバイザーがあなたの状況に合わせて、転職をサポートします。

転職支援サービスに申し込む【無料】